And what have we done another year over

この場所で写真と言葉をあげるようになって今日で1年。

変わるものと変わらないものと。
「あなたに。幸福で、安らかなクリスマスが訪れている事を祈っています。 クリスマスは優しくする事を、優しくされる事を許されている日だから。恋人に。家族に。友達に。 恋人でも家族でも友達でもなくても大切な人たちに。そして自分に優しくしてあげてください。」

春。故郷の桜がどうしても撮りたくて我侭を通した。
自分の気づいていなかった自分を知った。
私は私が思っていたより我侭で、自分本位で、頑なだ。
その春に撮った写真。きらきら光る水滴と桜の花びら。
ツリーのオーナメントみたいだ。

しなやかになりたい。夕暮れに浮かび上がる輪郭。雪が舞い落ちた肩。跳ね返る光。
そんなものを全部とりこんで橙の暖かさを胸の中に持ちたい。