君に伝えた情熱は呆れるほど情けないもので 長い冬がまだ終わらぬみたい。 「東京の空の星は見えないと聞かされていたけど 見えないこともないんだな そんなことを思っていたんだ」 大阪も微かに星が見える。幸せな気持ちになる。 幸せな気持ちと情けなさ…
朝の光が包み込んだすべてに今日が始まる 「悲しいよとか投げたしたいよとか 流されている日々はぼくも同じさ」 フィルムで撮る写真はいつも色が優しい。 ネガの方があたたかくて、ポジの方が厳しいのは、世もそうかもしれないな、なんて。 「憎んでると…
And what have we done another year over この場所で写真と言葉をあげるようになって今日で1年。 変わるものと変わらないものと。 「あなたに。幸福で、安らかなクリスマスが訪れている事を祈っています。 クリスマスは優しくする事を、優しくされる事を…
おやすみ、こわい夢を見ないように 飛びたいと想えば想うほど、潜っていくことになる。 頑なにならない。勝手に完結しない。阿らない。孤独に酔わない。自分の正義を疑い続ける。 自分への禁則事項は自分を放つためでもある。 「おやすみ、こわい夢…
憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて 「憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて」 というフレーズが頭をよぎって、googleさんに訊いてみたら自分の書いた記事が出てきた。→跡地 自分の中の変わらないものと変わっていくもの。どちらも…
使っているシステムに敬意を払う|WordCamp Osaka 2012に寄せて WordCamp Osaka 2012(ワードキャンプ大阪2012)というイベントが11月3日、大阪は天満研修センターというところであります。 少しこのブログでは毛色の違う文章になるけれど、そのイベン…
タイミング 昔、花火のようなひと、と言われたことがある。どんな意味かは今もわからない。 「どうしてこっちの写真を見せなかったの?」と言われた。多分、ただのタイミング。 タイミングを掴むのは上手い方ではなくて。だか…
海から吹く風 Flickrにあげていた写真を全部消したら、跡地の2011年分の写真も全部消えてしまった。 風はいつだって海から吹いてくる。 時々パズルみたいに、答えあわせみたいに、ぴたっとはまる時がある。 それは「…
生きている海 7月の福島。どうしても夕方の海に会いたくて、友人との待ち合わせの間に海岸へと車を走らせた。 もう少しまとめてイギリスの事も福島の事も書きたいのだけど、まだ書いても良いよって自分の中の何かがなっていない…
THE BEE 少し前になるけれど、野田地図の「THE BEE」を観た。 怖い舞台だった。秀逸。狂気の表現は簡単なようで難しい。 連鎖をどこで断ち切るのか。 「こうされたから」とやり返す。やり返すうちに麻痺してくる。…