本当の孤独は優しさにある

07990007

ハッとさせられる。それは押さえつけられるようなものではなく。
世界がくるんとまわる。

記憶は溶ける。
少しずつ遠くなる。
それで楽になることもあれば、それが悲しいこともある。
どんなに鮮やかな色を見せてもそれは次の瞬間に過ぎ去っている。

だから「あの時世界がくるんとまわったんだ」と私は書く。
少しでも引き留めたくて。

世界がくるんとまわっても不快ではないのは、繋がっていると感じられるかもしれない。
世界と自分を結ぶ臍の緒みたいなもの。