23:59

くるんと水の中に潜って、底から言葉を掬い上げる。
書くときはいつもそんなイメージだ。
泳げないのに、心の中のことを考えるといつも水のイメージが浮かぶ。

そんな風に決まった「いつも」があるもの。

花を撮るときはいつも誰かを思っている。

3月の終わりに。