今頃君は流れ星くだいて 湯舟に浮かべて僕を待ってる

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星が降ると噂に聞いて、昨日の深夜、こっそりと家を抜け出した。私の住む街はやっぱり眩しすぎて、雲も薄く空を覆って。流れる星は見えず。でも、その見えない奥に散らばる欠片を想像して、少し不思議な気持ちになって、星と関係の無い深夜の写真を何枚か撮って家に帰った。「肝心なことは目に見えない」と星の王子さまは言ったけど、眼に見えるものに惑わされてばかりの私はその肝心なことがどうも遠くて。心よ、その肝心なこと、芯の方に届けと、深く息を継ぐように想う。