僕等は人生における幾つかの事柄において祈ることしかできない
  • 私について
  • お手紙

散らかってる点を拾い集めて 真直ぐな線で結ぶ

私は所謂「器用貧乏」と言われるような人間で。要領を飲み込んである程度まで行くのは早いのだけど、それ以上の壁がなかなか打ち破れない。写真も、なんとなくコツみたいなものを掴んだ気がすると、すぐに小手先でシ…

ナイトクルージング

好きな音楽を聴いて、好きなお酒を飲んで、ぼんやりと過ごす。窓から入ってくる風は少し涼しい。沈殿の誘惑、落下の誘惑。どちらも快感に直結して。でも人は「快感に逆らう」という技も持っている。乾いた喉に水が美…

木星には何時に着くんだ?

月の横を走る飛行機。…

てっぺんまでもうすぐ

観覧車が好き。メリーゴーランドが好き。人のいない遊園地が好き。廃墟になってたりすると尚良い。ジェットコースターは嫌い。夕暮れは大好き。…

キースの胸で眠りたい

こちら側はこういうことを書くつもりで始めたわけではないのだけど、mixiで書いた日記をそのまま転載します。 川村かおりは、いつも境界線上に立っていた。初めて見た彼女は「ショートカット」というよりも「短…

39番目の夢

昨日川村カオリの歌詞で日記を書いたばかりだったのに。今年はなんなんだ。この悲しさは暴力的に理不尽に怒りに近い。…

眩しさの連想

最近梅雨の時よりも雨が多い。雨上がりの曇り空は光が乱反射して眩しいことがあると知った。雪が降る場所が少し懐かしくなる。真夏に雪を想う。ひたすらに白い、音を全部吸収してただただ静寂の下眩しい世界。故郷は…

ISO800の空

ざらざらの空に飛ぶざらざらの飛行機。何処かへ行きたいと思うことはある。でもそれは「此処」へ帰ってくるための深呼吸の「何処か」。私はこのざらざらの街を愛しんでいる。…

永遠なんて無いと思い知る7月

瞬間瞬間が大切なことなんて、傷口に沁みて痛いくらいわかってる。いつだって後悔にまみれて生きている。だからって刹那に生きる宣言もできない。ただ、目の前のことに、笑って、泣いて、美味しいものを食べて、楽し…

太陽と道が溶け合う場所の 先に広がるのは 凍りついた海

「ロックの神様は、欲張りだ。キヨシローも、アベもつれてって。どんだけ豪華なセッションやろうとしているんだよ。」と、友人の言葉。本当だ。死は心に穴を開けて。そこはただ風の通る空白。そして、その空白を埋め…

マリアと犬の夜

7月22日。日蝕は見なかった。夕方、プレゼン帰り。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのアベフトシの訃報を聞いた。学生の時、真夏、深夜、女の子2人男の子2人でミッシェルを車の中ガンガン…

降る光

雨よりも厳しく光が降る。…

Older posts
Page 35 of 38
Newer posts

Search

書いている人:ヌカガジュンコ

「ここは砂漠みたいなところだし、俺たちはみんなそれに馴れていくしかないんだ。」
  • nukagajunko さんのプロフィールを Facebook で表示
  • nukaga さんのプロフィールを Twitter で表示
  • nukaga さんのプロフィールを Instagram で表示
  • nukaga さんのプロフィールを Pinterest で表示
  • nukaga さんのプロフィールを GitHub で表示

今までの記録

  • 私について
  • お手紙

Copyright ©2009-2024 by Junko Nukaga All Rights Reserved.

Proudly published with WordPress