水を渡る 実は怖がりなのです。あまりそうは思われないみたいだけれど。 人見知りと言っても信じてもらえないのに近い。 怖がりだからこそ、怖がらずに飛び込もうと考える。 前は自分の怖がりなところが嫌いだった。弱い、…
砂漠が美しいのはどこかに井戸を隠しているから 砂漠が美しいのはどこかに井戸を隠しているから。 Oui, dis-je au petit prince, qu’il s’agisse de la maison, des ét…
夜と夜の旅人 泣かない子どもだった。20歳を大人というなら大人になっても泣かない人だった。 舞台を作っていた時も。会社に勤めていた時も。 泣くということは、誰かを責めることみたいに感じていた気がする。 だから今、蛇…
羊、吠える 「殴られたなら もう片一方の頰を差し出すように 潔く生きれたならどんなにか素敵だろう」 狼の血筋でもないけれど、羊なんてかわいいものでもない。 ぐしゃっとなって、くたっとなって。 冷蔵庫の野菜室に長い…
神の子どもたちはみな踊る 朝4時に届いた言葉を反芻する。やさしいあったかい言葉。 「焚き火が消えたら起こしてくれる?」 お風呂の中読んだ小説に出てきた女の人がそう言っていた。 暖かさの傍らに居る。 私も少し眠ろう。…
「音が伝わる温度」終了と、たくさんのありがとう 2012年4月2日から4月8日の1週間。 個展「音が伝わる温度」、たくさんの方に来て頂いて観て頂いて、助けられて。 無事終了いたしました。 ありがとうございました。深く深く感謝を。 言葉がたくさん綴ら…
はじまり 今日から1週間、Acruさんで写真の展示をさせていただきます。 展示のお知らせ 在廊の予定は 4/2(月)12:00〜13:00ぐらい 4/3(火)終日在廊 4/4(水)休廊日 4/5(木)未定・夕方…
よすが ボタンのかけ違えどころか、左右別の靴を履いちゃうようなことがある。 多々ある。人生には。 でもそういう時は、そういう時だからこそ、笑えたらいいなと思うんだ。 大阪に住んでも一向にボケもツッコミもうまく…
かさぶたはがすみたいに思い出す 「ザ・観光名所」的な写真がほぼ無い事に自分で驚いている。 何処に居ても、何処に行っても、視線は変わらない。変わらないのに少し違ったものが見えるから楽しいのかな。 食べものを買うのにレジで15分もかかっ…