LA VIE D’AMOUR

11510013

10年くらい前に1度だけ読んだ漫画を古本屋で見つけて買った。
あの時は気づかなかったけれど主人公の名前が私と同じだった。

人生は学校みたいに1つずつの時間の終わりにチャイムを鳴らして知らせてくれたりはしない。
だからきっと、月の光とか、風の温度とか、仕事の切り代わりとか、誰かに愛されたとか、誰かに恋をしたとか、誰かが死んだとか、そういうことで次のタームに入っていくのを静かに感じるのだろう。

暗い所で写真を撮ろうとした時に「光が足りない」と思う。
フィルムで撮るようになって知ったこと。

花に国境は無い。
月が消える夜、星が綺麗だった。
海を渡って嵐が来る。