Kodak PORTRA 160vc
初めての銀塩写真。私にしかわかんなくて、見る人にはわかんない感覚かもしれないのだけど、撮った写真の匂いが全然違う。デジタルの時の自分の写真って、ちょっと世界を手放していて。世界が愛おしいんだけどそれを「瞬間」だとわかってる。フィルムの写真はもっと優しくって、生きてたい、って思ってる写真。その感覚がとても自分で意外だった。
Kodak PORTRA 160nc
出来てきた写真を見ての戸惑いは多分そこら辺。もっと技術的な話をしろよ、と思われるかもしれないけど。それと多分「光」。色を追いかけてると思っていたのに、色は光が作るんだという事を、知らされる。
Kodak PORTRA 160vc
フィルム写真への戸惑いをさえずっていたら「愛情とコミュニケーションと手入れと慣れと。」という言葉をもらう。世界と。カメラと。会話。コミュニケーション。感覚を研ぎ澄まして。
Kodak PORTRA 160vc
世界を恋人にするように。
どう見えるか、も、わからないの。「キてる」は褒め言葉?
補正はちょっとだけトーンカーブを下に引っ張りたい気分なのです。
お星さまも、コメントも、いいね、もありがとう。
やさしい写真です。それなのに生きものたちの生命力が感じられる。地に落ちた葉でさえも。
ほろほろこぼれそうな土、水中の滑らかな泥、乾いた赤い葉……
明るく平和な、昼間の景色。
カメラのことはわかりませんが、たしかに今までのドラマチックな写真たちとは何か違う物のように感じました。違った良さ。
新しくて扱いにくい道具と、少しづつ親しくなっていく時間は楽しいですね。
私ももうすぐ、知人に注文していた木の箱を受け取る予定です。ご対面の時が待ち遠しいです。