心 光 鏡 影 世界

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いつも「何を撮ろう」という気構えはなくカメラを持って出かける。気にかかったものがあったら撮るし、持って出たのに1枚も撮らない日もある。撮りたいと思ったものだけを撮る、という事を心がけているのだけど、冴えない日に、冴えないと思いながら無理に何かを「撮ろう」としてしまう時があって。そういう時の写真は自分でもピンと来ないことが多い。心の感度が下がっていると、うまく世界の気になるところを拾えないのだと思う。そういう自分のフィルターみたいなものを写真を撮るようになって感じるようになった。きらきらしたフィルターの時もあれば、灰色のフィルターの時もある。ノイズがかかっていたり、青かったりピンクだったり。本当なら見えることのない心を映してる鏡みたいで不思議に思う。