暮れてゆく空は 仕事帰り。見上げた空に浮かんだ細い細い三日月が美しくって、心も身体もくたくただったのだけど、カメラを持って屋上にのぼった。 赤が藍に侵食されて、月の色が空に穴が開くようにはっきりしていくのを長いこと眺めていた。 部屋に戻るぎりぎりまでシャッターを切る。檻の中の月は、なんだか今の自分の心を表してるように思えた。 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) 関連 Share: Twitter Facebook Google+