針の穴に通すような願い

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こんなに何ヶ月もの間「書かなかった」のはいつぶりだろう。

小さな島に小さな図書館をつくった。

生きることに言い訳をしたくなくて、ずっと走っている。
「今」は一瞬で消え去るから。
でもそれは、沿道で手を振る人々を見ながら去っていくマラソンランナーみたいなもので。
伸ばされた手を振り払っていた、ようなこともあったかもしれない。

少し歩いてみようかと思う。伸ばされた手があるなら、ちゃんと繋げるように。