今年始めに読んだ
その戦いは、どこか
「羊の群れをおいて、迷子の一匹の羊を探しに行く」
ような戦いです。
という言葉。
私は「迷子の一匹の羊」を見つけることができただろうか?
走り続ける一年だった。
WordCamp Kansai 2014 というオープンソースのカンファレンスをした。
瀬戸内の小さな島に引っ越した。
諦めるためではなく、動くために。得るために。報いたいと思うから。
取捨選択。両手で抱えきれるものはあまりにも少ない。
手を離したものもある。
昔「一度交わった直線は離れていくだけ」と言った人がいた。
時々ぼんやりと交差する直線を思い浮かべる。
でも、手を離したそれは、また手を繋ぐために、自分自身が持つための力をつけるために、一度切り離さなければいけなかったもののように感じている。
昨日の続きで今日がある。
12月はぐるぐると色んなことを想い出す月だ。
記憶のサルベージ。明日へ向かうために、自分の中にあるものたちの手触りを確かめる。
そして、人生は続く。