夜と夜の旅人 泣かない子どもだった。20歳を大人というなら大人になっても泣かない人だった。 舞台を作っていた時も。会社に勤めていた時も。 泣くということは、誰かを責めることみたいに感じていた気がする。 だから今、蛇口が壊れたみたいに泣く自分を、誰より自分が不思議に想う。 泣いた分笑えることを知っている。 夜から夜へ。スキップのリズムで渡ろう。 共有:クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) 関連 Share: Twitter Facebook Google+