「音が伝わる温度」終了と、たくさんのありがとう

2012年4月2日から4月8日の1週間。
個展「音が伝わる温度」、たくさんの方に来て頂いて観て頂いて、助けられて。
無事終了いたしました。
ありがとうございました。深く深く感謝を。
言葉がたくさん綴られた感想ノートも。観て、笑ってくれたり、泣いてくれたり、言葉と気持ちと時間とをいっぱい受け取って。
その全部が宝物、です。

展示の前から、展示の後、今もまだ少し。
チャンネルが開きっぱなしで。
たくさんたくさん写真について考えて。
まだまだだと痛感して。
こんな私が撮っていても良いのかと自問もしたけれど、答えは、撮っていて良い悪いではなく「撮っていたい」でした。

展示の写真を展示の組みでアップするのはやめておきます。
自分の中であの場所で展示という形ですることに意味があったから。
もともと展示ということにずっとあまり興味はなくて。
個人の空間で見てもらえるインターネットが好きでした。
でも展示をして、自分の写真と向き合って。自分の力とも向き合って。
無知の知、なんて言うと大げさだけど、知らないってことを知ることから始まる、そんな気持ちです。

そして、これから始まることができるって幸せなことと思っています。

気がつけば咲いていた桜。

内にもお花。
私は本当に恵まれていて。
たくさんの人の愛情をいっぱいいっぱい、熊が春のおひさまを存分に浴びるように、受け取った1週間でした。
観に来てくれた人たち、見守ってくれていたあなた、Acruスタッフの皆さま、私が存分に好きなことをできるようにとバックアップして下さったAcruシノハラトモユキさん、そして我儘な私を許してくれている家族に、ひたすらに感謝を。
本当にありがとうございます。過去形ではなく。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

私は「撮る人」でいたいと、思っています。