おはじき

家の近くに缶の工場があって。道路に面した鉄カゴいっぱいにアルミの屑が詰め込まれている。手を突っ込んだらじゃぎじゃぎに切れちゃいそうで怖いと思いながら、なんだか綺麗にも思えていつも見てしまう。雨降り後。雨粒がころんころん滑るよう。昔、まあるいおはじきを持っていたのを思い出した。